キューバを知る会・大阪

キューバの魅力を紹介します


安倍首相様

私たちは、キューバ共和国との友好団体です。米トランプ大統領のシリアにした空爆は、いかなる理由をつけようとも絶対にしてはならないことです。あなたは、対イラクの空爆に対して「支持」と「理解」の声明を出しました。とんでもないことです。あなたの出した米国によるイラク空爆への「支持」表明を取り消してください。

私たちは、安倍首相に以下の文を送ります。



米トランプ政権の対シリア空爆への「支持」表明撤回を要求します

 

  安倍首相は、 米トランプ政権が47日に行ったシリア政府軍への攻撃に対して即座に「支持」と「理解」を表明しました。巡航ミサイル・トマホーク59発が撃ち込まれ、子ども含む民間人が多数死亡したと報じられています。このような蛮行に対して安倍首相が「支持」を表明したことに私たちは満身の怒りをもって抗議します。

 シリアの国家主権の重大な侵害であり、明確な国際法違反です。トランプ政権は、攻撃の根拠として「シリア軍による化学兵器使用」を挙げていますが、全く証拠が示されていません。そもそもそのことが米軍がシリアを侵略していい理由にはなりません。

 シリアへの攻撃は朝鮮民主主義人民共和国への恫喝とも言われていますが、トランプ政権のやり方は東アジアの平和と安定にとっても大きな脅威です。

 私たちは、米によるシリア軍事攻撃への安倍首相の「支持」表明を撤回するよう要求します。

 

201748

「第72回キューバを知る会・大阪」参加者一同


米国トランプ大統領様

私たちは、キューバ共和国との友好団体です。あなたのシリアにした空爆は、いかなる理由をつけようとも絶対にしてはならないことです。

キューバ外務省も7日声明を発表ました。
「米軍のシリア爆撃は国連の枠外で為された不法行為であり、国連憲章と国際法の重大な違反にして、主権国家に対する蹂躙だ」と厳しく指摘しました。

私たちはあなたに以下の文を送ります。


米トランプ政権の対シリア空爆に抗議します

 

  米トランプ政権は、47日、シリア軍の空軍基地を攻撃しました。巡航ミサイル・トマホーク59発が撃ち込まれ、子ども含む民間人が多数死亡したと報じられています。

私たちは満身の怒りで抗議します。

 シリアの国家主権の重大な侵害であり、明確な国際法違反です。トランプ政権は、攻撃の根拠として「シリア軍による化学兵器使用」を挙げていますが、全く証拠が示されていません。そもそもそのことが、米軍がシリアを侵略していい理由にはなりません。「大量破壊兵器保有」をねつ造してイラク侵略を行い甚大な犠牲を出した過去の過ちを忘れてはなりません。

 米政府はこれまでも反米・非米の政策をとる国家に対して「ならずもの国家」「テロ支援国家」などとレッテルを貼り、キューバやイラクなどに直接的軍事侵略や経済制裁を一方的に加えてきました。「気にくわない」というだけで軍事行動に踏み切る権利など米国にあるはずがありません。シリアへの攻撃を米中会談の最中に行い、中国や朝鮮民主主義人民共和国への恫喝に使うなどもっての他です。

 私たちは米政府がシリアに対して真摯に謝罪することを要求します。また、今後一切軍事攻撃を行わないよう要求します。

201748

「第72回キューバを知る会・大阪」参加者一同

                

 



キューバ外務省声明


キューバ共和国政府は、フェルナンド・ルゴ、パラグアイ大統領とパラグアイ国民に対して行われた議会クーデターに強く反対する。

このクーデターは、ラテンアメリカ諸国民の自決権を侵害する行為の長いリストに新たに加わるものである。それらの自決権侵害行為は、常にアメリカ政府の発案、共犯、あるいは許容のもとで、寡頭勢力によって行われたものである。

何十年にもわたり咎められることなしに、何十万人もの人々を虐殺し、国家テロと拷問を行ってきた軍事独裁の後に、この暴力的、反民主主義的な戦略が蘇ったことをキューバは非難する。それは古典的は方法、あるいは新たな方法で行われている戦略であり、ベネズエラのボリバル革命に対する軍事クーデター、後に石油クーデター、ボリビア多民族国家に対する不安定化、分断化工作、ホンジュラスの革新勢力に対する軍事クーデター、エクアドル市民革命に対するクーデターの試み等である。

これらの行為は「我らがアメリカ」における進歩的変革の動き、中南米カリブの真の統合のプロセスにブレーキをかけようとするものである。

キューバ政府は、正当な選挙とパラグアイ国民による主権の行使から生まれたものでない限り、いかなる権威も認めないことを宣言する。
同時に、同国の住民のための厳密に人道主義的な医療援助を維持する。従って、1万8千人のパラグアイ人の視力を回復あるいは改善してきたマリア・アウキシリアドラ眼科センターも、必要な限りその活動を続ける。

2012年6月23日、ハバナ市
キューバ共和国外務省
フィデル・カストロからキューバの若者へ:

我々は核戦争を避けねばならない


Fidel Castro to Cuban Youths :

 We Must Avoid a Nuclear War

By Luis Chirino

「サウス・ジャーナル」ハバナ ―― キューバ革命のリーダー、フィデル・カストロが金曜(9月3日)午前、ハバナ大学で学生たちに対して講演をおこなった。核戦争が起こりうる状況によって人類に課せられた危険に関連するさまざまな諸側面に関してである。

慣例のオリーブ・グリーンの軍服を着て、フィデルはハバナ大学の歴史的な階段のところへ到着し、数百人の大学生や近隣の学校の生徒や一般の人たちと面会した。彼らは、歴史的な革命指導者が語ることに耳を傾けようと、早い時間からそこで待ち受けていたのであった。

フィデルは、学生たちへのメッセージを読み上げることからはじめた。その中で、彼は、1959年の革命勝利以前に革命的な若者たちによっておこなわれた歴史的な活動を人々に思い起こさせた。彼は、また、資本主義のもとでキューバ人民が直面していた厳しい時代と、自由のために闘った人々に対して旧体制によっておこなわれた残虐行為とを、人々に思い起こさせた。

「ここには、私は再び戻ってくることは決してないと思っていたのだが、この大学の階段は、私が自分たちの時代と自分たちの義務とを自覚するようになりはじめたころの忘れがたい記憶を呼び戻してくれる。それは、65年ほど前に私が出会った数多くの同志たちを否応なく思い出させる。我々の民族解放闘争は、労働者の闘いと結びついた。それは、手当たり次第のやみくもな活動ではなかった。」

フィデルは、若者たちへのメッセージを読み続け、避けなければならない核戦争の現実的危険性という主要な論題へと進んだ。

「よく知られているように、我々は、もはや昔の騎兵隊の時代に生きているのではない。
私は、この事実に注意を喚起せざるをえない。」と述べて、フィデルは近代兵器の破壊力に言及した。

米国は他国に対して核兵器を使用した最初の国であること、1945年の第二次世界大戦末期に広島と長崎に原爆を投下したということを、このキューバの指導者は人々に思い起こさせた。

フィデル・カストロは、核兵器が現在使用されればそれがもたらすであろう途方もない結果を警告し、次のように述べた。この種の核兵器は全体として、米国によって広島と長崎に投下された原爆の44万倍もの破壊力に達している、と。

人類に残された時間は限られている、と彼は再度警告した。そして、「我々はもはや、過去におけるような、限定された破壊力の兵器が支配的であるような時代に生きているのではない」ということを人々に想起させた。

彼は、第一次世界大戦と第二次世界大戦で使用された兵器について、それが長期にわたる影響をもたらしていることを述べた。「第二次世界大戦末期の2つの恐ろしい核兵器の使用は、およそ地球上の住人の考えつかないようなことであった。しかしながら、現在の核兵器は、当時最初に使用されたものの何倍もの破壊力を持つものである。」

人類が直面している現実の危険について警告することは、キューバの困難な責務であり続けている。我々はうろたえてはならない。懐疑的な人々を前にして、我々の義務は、この闘いを遂行し続けることであると、彼は強調した。

まさに人類が滅亡するかもしれないという現実的な可能性は、70億を超える人々がそのような大破局を避けようと努力する方向へと導くにちがいない、とフィデルは述べ、それからキューバの若者たちに反戦の闘いを遂行し続けるように呼びかけた。彼は、世界中のますます多くの人々がこの現実に気づきはじめていると述べた。

「人間的生活が守られるようにしよう。子どもたち、若者たちが公正な世界で人間的な生活を享受できるように。親たち祖父母たちが子どもたちとともに生活する恩恵を分かち合えるように。」

そしてフィデルは、次のように述べて締めくくった。「他の機会にも述べたように、私は、平和のためのこの闘いに対するあなたがたの道義をわきまえた心からの支持を高く評価している。そして私は、あなたがたに、この方向で闘い続けることを呼びかける。ここにおいても、過去の多くの闘いと同様に、我々は勝利に到達することができるからだ。」

大衆集会が7:30から開始された。最初の発言者は、大学生連盟の議長マイデル・ゴンサレスで、核戦争を避けるための闘いに対するキューバ学生の支持を表明した。

学生リーダーは、次のように述べた。この大学は平和のシンボルである。我々は戦争を避けるために今ここにいる。生活・人生・生命に対する敬愛は、我々すべてが深く有するところである。団結しよう。戦争は諸国人民の選択肢ではありえない。そして、このメッセージを世界のあらゆる街角に届けよう。平和のために闘おう。もし我々が精一杯努力しないなら、現実生活は我々を決して許さないだろう、と。

[ICAP(キューバ諸国人民友好協会)からの配信メールより訳出
Translated from the e-mail delivered by ICAP]

8月6日午前8時15分 ヒロシマに原爆が投下された。

それにより、14万人が死、今でも多くの方が原爆症で苦しんでいる。

韓国や朝鮮の犠牲者も多くいる。

キューバでは、8月6日に平和集会を各地で行われていると聞く。

キューバとりわけチェ・ゲバラとヒロシマについて、テレメンタリー2007を観られた方から内容の紹介をしてもらった。

 

チェ・ゲバラの原爆惨禍へのこだわりと広島への思い

テレメンタリー2007

『炎の記憶~原爆の残り火をキューバへ~』
 いかにチェ・ゲバラが広島の原爆の惨禍にこだわり、悲劇を繰り返させまいと念じていたか--丹念に取材された広島ホームテレビの番組から伝わってくる。

国際医療支援や環境保護に精力的に取り組む「人類愛」ともいえるキューバの姿勢が、革命当初から、そしてゲバラの強い意志によって構築されたということが、「広島」「原爆」を通じてもひしひしと感じる。

この番組は、ゲバラの銅像と共に魅力的なナレーションで始まる。

「夏空の元に一人の男が立っていました。右手には武器。しかしその手は意外にも優しく柔らかかったといいます。キューバ革命の指導者チェ・ゲバラ。2年にわたるゲリラ戦を勝ち抜いた彼が行きたかった場所。それは平和都市広島でした。」
 

1959年革命の成功からわずか半年後の7月、ゲバラは使節団の団長として日本を訪れた。

このときゲバラは広島訪問に強くこだわった。日本を訪れたキューバの使節団は6名。団長はゲバラ。使節団は日本各地の産業を見学しキューバの特産品である砂糖の貿易交渉もした。

広島行きはゲバラの強い希望だった。しかし、日本政府はこれを許さなかった。
 

そのときの副団長であったフェルナンデスさん(ノーベル平和賞を受けた反核団体IPPUWのメンバーの一人)が回想する。

「どうしても広島を見せてくれないんだ。アメリカがやったことは見せたくない、そう思ったのかもしれない。それなのにチェはすごかった。『僕らには48時間しかないから、日本政府には言わずに広島ににいこう』と言い出したんだ。

フェルナンデスさんはいたずらっぽく笑う。使節団の半分を大阪に残しゲバラたち三人は極秘に夜行列車で広島行きを強行する。

「原爆資料館で見たものはただ恐ろしいものばかりだった」という。ゲバラは大きな衝撃を受け、「これからは広島を広島の人を愛していこう」という言葉を残す。

そして「アメリカが犯した罪、引き起こした惨劇を、つまり私たちが見た同じものをあなたたちもみてくるべきだ」というメッセージをカストロをはじめキューバ国民に発する。

カストロ議長f2003年に広島を訪れた、ゲバラの思いをあらためて知ることになる。

 広島でも1945年8月6日8時15分の意味を知る若者も少なくなったという。

キューバでは毎年8月6日平和を祈る集いが行われている。

キューバで大人や子どもたちにインタビューを行う。原爆は中学2年生で学ぶ。教科書には3ページにわたって書かれている。「フィデルはよく広島のことを話すんだ」「アメリカが原爆を落とした日だと思います。広島と長崎」「原爆記念日です」--子どもたちは口々に答える。

「8月13日なら知っているさ。我らがコマンダンテ、フィデル・カストロの誕生日さ」とわざと冗談を言う子どももいる。フィデルとファーストネームで呼び、誕生日を知っているのが誇らしげだ。

その子もすぐに「あっそうだ、6日は広島、9日は長崎だ」と答える。

広島の原爆の残り火をキューバに送る計画を進めるアテナジャパン代表の吉田沙由里さんは言う「キューバは広島・長崎について本気で考えてくれている。だから、残り火をキューバに送ろうと思いました」。