キューバを知る会・大阪

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[キューバを知る会・大阪  声明]
  ベネズエラ憲法制定議会選挙の勝利を祝う
連帯活動をさらに強化しよう!

ベネズエラ憲法制定議会選挙が7月30日に行われた。545の議席が決まり新たに制憲議会が誕生する。マドゥーロ大統領は勝利宣言を行った。大統領は「800万人が野党の脅しにかかわらず投票した」と、野党による数々の妨害とボイコット、暴力行為や経済破壊活動の中で成功に導いた意義を語った。投票率41.53%、有権者約2000万人中8,089,320 人が投票所に足を運んだ。投票所には長蛇の列、川を渡って投票所へ向かう人たち、杖をついた高齢者、身体に障がいをもつ人々も生き生きと。配信された映像からは新しい憲法を作ろうとする国民の熱意と、ベネズエラの真の独立と平和を求める意志が伝わってくる。
困難を乗り越え選挙に勝利したマドゥーロ政権と、それに応えたベネズエラ人民に心から拍手を送りたい。日本のメディアは憲法議会選挙を「違憲だ」「民主主義の破壊」「マドゥーロ政権の独裁」などと宣伝して意義をおとしめようとしてきたが、全くのデマである。
現憲法は大統領発議による憲法制定議会招集を規定している。*あらゆる地域、職種・階層、先住民らから普通・直接・秘密の原則で候補者が選ばれた民主選挙だ。野党はこれに先立ち全く法的根拠のない「非公式国民投票」なるものを実施した。なんの監視も、公的チェックもない。したがって2重3重投票などやりたい放題の結果、「710万人が新憲法に反対」などと宣伝していたが、30日の投票結果はその数をも圧倒する票数だった。
これまで野党MUDと米国と結びついたオリガーキー(富裕支配層)は、国会での多数をテコに、マドゥーロ政権の提案する国民生活安定・経済再生・秩序回復のための法律をことごとく否決し、物資退蔵や暴力行為で国内を混乱に陥れようとしてきた。
これに対してマドゥーロ政権は、貧困層へ食糧・必要物資を供給し、格差を是正し、国民を飢えから守るために、CLAP(生産流通協同組合)や自治組織コミューンなどの草の根の組織を構築してきた。今回の憲法制定議会の設置は、マドゥーロ政権が国民との結びつきを強固なものにし、真に人民のための諸政策を実施するための力を発揮する条件を作り出すだろう。だが道は決して平坦ではない。トランプ政権は、マドゥーロ大統領自身を制裁対象に指定し、さらに石油部門への制裁も検討し始めた。
民主的に行われた憲政選挙の意義をおとしめようとしている。すでにトランプ政権はベネズエラの副大統領や最高裁長官、閣僚にも経済制裁を科しているが、憲法制定議会への参加者全員を制裁の対象とするという常軌を逸した制裁を示唆している。絶対に許されない。
全世界の平和勢力・民主勢力はベネズエラの動向を注視し、メディアが垂れ流すデマと闘おう。米の不当介入に反対しよう。
トランプ政権はベネズエラへの一切の制裁をやめよ。ベネズエラ人民との連帯を強めて闘おう。

2017年8月2日
キューバを知る会・大阪